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もしも秀頼が秀吉の子ではない事を、秀吉や寧も容認していたなら(『真田丸』を見て154)

前回は茶々の子供たちについて可能性を述べました。鶴松君(棄)と秀頼は本当に秀吉の子?という疑問について。

そして今回は、茶々の生んだ子が秀吉の子ではなかったという設定を事実だったとしたらどうなるか?について語りたいと思います。

それにはまず『NHK大河ドラマ真田丸』の第20回放送『前兆』で描かれた聚楽第落書事件を思い起こしていただきましょう。
この事件では、聚楽第の壁面に「茶々様の腹の子は、本当に殿下の子なのか?」という内容の文字が落書きされたことに秀吉が激怒し、落書きを許した門番たちの落ち度をもって全員(17人)とその家族までもが処刑されました。
それはつまり、秀吉自信も茶々に宿った子が自分の子なのかについて、少なからず疑問を持っていたということです。
しかし、そんな秀吉に対し、正室:寧は、:「誰が何と言おうと、生まれて来る子はあなた様の子!デーンと構えとりゃえーんです。どーしてもご心配なら、いっそのこと、茶々殿に聞いてみりゃーせ。」と秀吉を叱りつけました。
その後秀吉は茶々が生んだ棄に(鶴松)対し、それまでのをわだかまりを棄てて溺愛するのですが、 棄は3歳で亡くなってしまいます。
そして前回のページで記したように、茶々に秀吉が失意の思いを癒すために抱きつくだけのシーンが描かれたかと思うと、秀頼が誕生します。
このドラマ上の設定では、秀頼は確かに秀吉の子であったことを示したもののように見えます。

しかし秀吉は鶴松(寧)を失った悲しみの中で、ふと、「誰が何と言おうと、生まれて来る子はあなた様の子!」という言葉を思い出し、
いつしか自分の子ではなくとも、茶々に次なる子を産んでほしいと考えはじめた矢先に、茶々が再び懐妊し、秀頼が生まれたとしたらどうでしょう。

秀頼は本当は秀吉の子ではなかった。しかしその事を秀吉も寧も知りながら茶々に秀頼を生ませ、豊臣の後継者にしたとすればどうでしょう。

こう考えると、城内での秀頼の父親を巡る噂など意に介さなかったとしても不思議はありません。
例えば「茶々の乳母の子が大野治長で、大坂夏の陣でこれら実の親子二組であると同時に家族同然の4人が共に自害してはてるも、秀頼は実の父が治長であることは最後まで知らされないまま、治長と茶々は秘めた思いを胸に見つめ合い、最後を迎えた。」という真実だったとしたらどうでしょう?

 以下は私の想像のお話です。

秀吉は、かつての主君:織田信長を生涯に渡って仰ぎ、その覇道を引き継いで天下を取り、次に行った朝鮮出兵も信長への思いがあってこそのものでした。
さらに秀吉は信長の妹:お市に対して強く思いをよせていました。
つまり茶々は、生涯を通して尊敬する信長につながる血筋を受け継ぎ、茶々個人に対しては、お市の面影を見ての愛でした。
そんな茶々が生んだ子ならば、自身には嫡子を生す能力が無い以上、たとえそれが我が子でなかったとしてもかまわない。

鶴松(棄)の死以後、その喪失感から突如として上記したような思いにかられた秀吉は、一旦は秀次に関白をゆずろうとしたが、秀頼が誕生して後には、秀次に関白を譲った事への早まった感を強く抱くようになり、そのあげくに秀次に謀反の汚名を着せて切腹させてしまいます。
そして秀頼は、茶々の思わく通りに豊臣の後継者となりますが、案の定城中では「秀頼は大野治長の子ではないか?」という噂が流れますが、「秀頼の父が秀吉ではないだろう。」という事を元々容認している秀吉と寧は、その噂が広りを抑え込み、やがて秀吉は他界し、自身が秀吉の子であることに疑問を抱くこともなく育った秀頼は、徳川家康の娘:千姫を迎え、二人は深く愛しあいます。
やがて天下分け目の関ケ原の戦いで豊臣軍と徳川軍は総力をあげて激突し、結果豊臣方は敗れます。
天下を手にいれようとする家康は、更に謀略を図り、やがて大坂夏の陣で豊臣家を滅亡させます。
そのおり、炎上する大阪城の本丸から辛うじて脱出した淀殿、秀頼、大野治長、大蔵卿局(かつて淀殿の乳母であり、大野治長の実母)らは、「もはや身体極まった。」と自刃して果てます。
淀殿、大野治長、大蔵卿局は秀頼を秀吉の子としたまま、秀頼は自信を秀吉の子と信じ、実の父が目の前の大野治長であることを知らぬままに。

ちなみに、このページを記して暫くして後、秀頼が秀吉の子ではないという説について記された 豊臣秀頼=秀吉の非実子 新説について|福永英樹【志 豊臣 ...の存在を知りました。
興味のある方はご覧下さい。
 
大野治長像
大野治長像
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