とりは大往生を延期してまで言って聞かせたのに、早くも信之は(『真田丸』を見て159)
- 2016/07/17
- 14:08
今回の『NHK大河ドラマ 真田丸』第27回放送『不信』は、前回の『瓜売』とは打って変わってほぼ全体的にシリアスな内容で、見応えがあって良かったですね。
これから一週間、ブログの種となりそな突っ込みどころもたくさん有って、それも良かったです。
で、書くべきことはたくさん有るのですが、ここは一つ、前ページに繋がる話をしましょう。
まず、全体的なドラマの流れの中で、最も重要なファクターとして押さえるべき事は、秀吉の実子として拾(ひろい:後の秀頼)が誕生したことで、秀吉が精神的に極めて不安定(わが子可愛さに、大局を見れずに、情緒不安定)になってしまったという事を、一にも弐にも先に頭に入れておかなければならないでしょう。
奈良県の吉野にある吉水院において、花見の宴が催されたおり、夜の花見の宴において、秀吉は信繁に従五位下の官位を与えようとしますが、兄:信之を差し置いて官位を受けることなど出来ないと、これを断わります。
そこへ関白:英次が秀吉の許しを得て、会ったことがない信之の功績を精査した結果、兄弟共に官位として従五位下を与えられます。
ところが秀吉は、その授与以前には、信繁にのみ官位を与えようとして、信繁に断られたことを信之にばらしてしまったがために、兄:信之のプライドは傷つけられ、信繁に対して強い怒りを覚え、兄弟ゲンカとなってしまい、信之は信繁に対して完全にヘソを曲げてしまいます。
信之と信繁の口げんかのやりとりです。
信之:「弟の情けで(官位)をもらっても、嬉しくもなんともない!」
昌幸:「バカな事言うもんではない。もらえる物は、病気以外、もらっておけばいいんだ。」
信繁:「確かに、始まりは私からでした。しかし関白殿下は、兄上の事を色々とお調べになった上で、こたびの事、お決まりになられました。兄上がそれにふさわしくないと殿下が思われたら、この話は有りませんでした。」
信之:「あの話は本当か?左衛門佐 。」
信繁:「源義経が左衛門尉だったのにあやかり、義経が兄:頼朝を支えたように、私も兄上をお支えしたいと思ったのです。他意は有りませぬ。」
信之:「わしはそういう・・・何と言うか・・・抜け目のなさに腹が立つのだ!!」
信之は怒りに任せて座していた場所から立ち上がり、その場を去ろうとします。
それを見て信繁は、何度も深々と頭を下げて許しを請います。
信繁:「私の考えが足りませんでした。申し訳ございませぬ、兄上。」
昌幸:「まて、伊豆守!伏見城の普請、お前がやってみろ。」
信之:「太閤殿下は父上にお命じになったのです。・・・・御免!!」
信之はそう大声で言い残し、信繁らの前から去って行ってしまいました。
前回の放送の中でとりが、臨終の時を伸ばしてまでも信之・信繁の二人に、
「ババは、あの世に行く前に二人に言っておく。真田を率いて行くのはお前達だ。」
「これだけは忘れるな。たとえ、離れ離れになっても、真田はひとつ。心さえつながっておればな。」
「真田の家を、この地を、守り抜け!」
「人は、誰も定めを持って生まれて来る。遅いも早いもない。己が定めに気づくか?気づかぬか?」
「見ておるぞー、ババは、・・・怠るな!」
と、あれほど二人の兄弟に言って聞かせたのに。
信之は一時の感情に流され、ババ様の云った事の意味を足蹴にするような言葉を吐いて、立ち去ります。
これで信之は完全に信繁・昌幸らと袂(たもと)を分けて、徳川の武将となったのでしょうか?今後の展開を待ちましょう。
信繁と信之
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